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2015年4月 第1週  脛骨骨折 解剖から診て行こう!!!

脛骨骨折に関して、なぜ脛骨下1/3が頻発し予後が悪いのかをお伝えしますね。

脛骨の解剖学から見ていきましょう。

脛骨の一番細い部分は中部と中下1/3の境界が最も細く、この部分で最も骨折が生じやすいです
(複雑骨折)。
※複雑骨折とは皮膚を突き破って外界に出ているものをいうのですよ・・・

スポーツだとサッカー選手のスライディングの際にこのレベルに衝撃が加わると腓骨と一緒に折れやすいですね。他にはスキーやスノボードのブーツ??の上端がこのレべルです。ブーツトップ骨折とも言います。

転倒した際にこのレベルに衝撃が加わり骨折してしまいます。

他には準備運動不足で過度の運動を長時間行うことにより行軍骨折といわれています。

では次に筋肉を見ていきましょう。

脛骨に付着している筋は・・・

ん・・・  下1/3に付着している筋は無いですね・・・

と言うことで、大腿骨の様に筋肉に守られていませんので折れやすいですね。

次に、血管を見ていくと、前脛骨動脈と後脛骨動脈が筋に栄養枝を出した後、内側下膝動脈・外側下膝動脈等となります。その後、脛骨上1/3部分より栄養孔に入るのです。

脛骨の骨モデルが有る方は見てください。

脛骨の上方には血管が入り込む穴が小さな穴が多数開いていますが、
下部には殆ど開いてないですね。

これが脛骨に栄養している血管の数です。

ではまとめてみましょう。

① 脛骨の一番細い部分は脛骨下1/3の高さにある。
② 脛骨下1/3には筋肉の付着がない。
③ 栄養血管が下1/3には殆どない。


ということです。

もう少し追いつめて行くと、脛骨1/3の高さで骨折すると血液が少なく治癒しにくい。次に下肢を動かす事が多いため、骨癒合が生じにくい。そのため偽関節になりやすいのです。

脛骨骨折の方の偽関節には十分注意しましょうね。

来週は、私の治療院に来て頂いている方の歩行分析を行いながらアプローチを行う動画を配信する予定です。

健常人の歩行分析ですので難しいですが何度も繰り返しみて頂くとうれしいです。




舟上骨骨折 偽関節になったら再び骨折させるかも!!!


舟状骨に付着する靭帯を書きましたが、もれがある可能性もありますのでご了承ください。

① 掌側手根靭帯    : 手指骨相互を掌側で継ぐ靭帯。

② 背側手根管靭帯    :  手根骨相互を背側にで継ぐ靭帯

③ 骨幹手根靭帯    : 手根骨相互を結ぶ靭帯

④ 放線状手根靭帯    : 手根骨相互を結ぶ靭帯

⑤ 背側手根弓状靭帯  :  舟上骨と三角骨を結ぶ靭帯

⑥ 背側橈骨手根靭帯  :  舟上骨・月状骨 ・ 三角骨 ・ 有頭骨

⑦ 背側手根管靭帯    :  手根骨同士を背側にで継ぐ靭帯

⑧ 外側手根側副靭帯   :  橈骨と舟上骨を結ぶ靭帯

が有ります。
これらの靭帯の殆んどが・・・・
舟上骨の近位1/3 (月状骨側) と 遠位 1/3(母指側)に付着しています。

え・・・・

中1/3には・・・
殆んどありません。。。。

ということは、外力が加わると中1/3が弱い部分となってしまいがちです。

では、舟上骨骨折の発生機序を見ていきましょう!!

手根骨の骨折では.特に舟状骨の骨折が多く(全体の2/3).転倒時に指を開いて手をついた場合、手関節が背屈した状態にあるとよく起こります。舟状骨骨折は橈骨遠位端骨折とは異なり、ほとんどの場合、若年者に起こる(代表的なスポーツ障害)です。

ということは、両サイドには靭帯が有るので外力が加わっても、損傷しにくいですが、

その衝撃は中1/3 に集中してしまいます。

そこで  コッセ~ツ!!!!  いて~よ~~~   (-_-)/~~~~

診断に際して認められる症状は、比較的目立ちません。
橈屈あるいは尺屈を行った時に解剖学的嗅ぎタバコ入れ領域に圧痛が認められ、母指および示指の領域を強く押すと痛みを感じる事が有ります。
舟状骨骨折が疑われる場合には、亀裂骨折の空間的位置を知るために、手関節の4方向からの単純X線撮影を行う必要があります。
.X線像によっても臨床的に骨折を認めることができい場合も多いのですが、その際は初期固定から10~14日経過時点で、X線撮影による再検査を行わなくてはならないでしょう。
ではなぜ10~14日経過時点で、X線撮影の再検査を行わないといけないかをお伝えいたしますね。
骨折時に微細な骨折であると痛みを生じますが、X線撮影の角度によっては映らないことが有ります。
ではなぜ10~14日経過時点で、X線撮影の再検査かと言いますと、、、
骨折の治癒過程を見ていけば、理解出来ると思います。
では骨折は
昨日も説明いたしましたが少し捕捉をつけたして説明させて頂きますね。
手根骨の骨折では.特に舟状骨の骨折が多く(全体の2/3).転倒時に指を開いて手をついた場合、手関節が背屈した状態にあるとよく起こります。それからあ上骨は船底状の形状をしています。
その船底状に橈骨からの外力が、加わります。
薪(舟上骨)を斧(橈骨)で割る感じで想像して頂ければ幸いです。
そうすることにより舟上骨骨折が生じます。
では骨折の治癒過程を簡単に・・・・
骨折すると骨折線から血が出ます。もしくは近位の血管も損傷を受け血が出ます。
ココが重要なんです。

① 出血が止まると炎症が起こり,血腫は組織化

② 骨膜肥厚し毛細血管が多くなります。

③ そこに破骨細胞と骨芽細胞が集まり骨の修復を始め骨折を治癒していきます。

(この修復過程の詳しくはいつかお話しましょうね。)

その修復を始めた際に骨芽細胞が集まり骨を形成しだします。
そのため、10~14日経過時点で、X線撮影の再検査すると骨折線が白く出るのです。
治癒プロセスは.特に遅いく母指基底関節を含めた上腕ギブス固定が3か月程度は必要であります。
偽関節にならないように十分お気お付け下さいね!!




脛骨  オスグッドシュラッター病 


え、オスグッドシュラッター病は大腿四頭筋が原因ではないの??

と思いのかた申し訳ありません。

その通りです!!  今日はそのメカニズムについて少しお話をさせて頂きます。

まず、オズグッドシュラッター病は脛骨の発生から診ていきましょう!!

脛骨の上端の一次骨化中心は、出生後まもなく現れ、
思春期(通常16~18歳)に骨端軟骨板は骨化して脛骨体とつながります。
幼年期の脛骨骨折は,骨端軟骨板が損傷しやすく、その場合,骨の正常な成長
が妨げられる危険性があるので深刻な問題となることが考えられますね!!
脛骨粗面は,約10歳で、脛骨上部の骨端中心から下部への骨成長により通常られますが、中央部の隆起は約12歳で現れます。
脛骨粗面の形成にかかわる骨端軟骨板の損傷は、思春期,特に若い競技者において、 過渡の四頭筋筋力訓練により粗面の炎症と慢性的な疼痛を引き起こす(オズグッドーシュラッター病)します。
本当に人間 (動物) の発達からして過度の四頭筋訓練は良いのでしょうかと
疑問を持ちます。
四足動物を見ても人間の四頭筋にあたる部分を観察してもあまり発達していません。

では、どこが発達しているかというと

ハムストリングス と ガストロ です。

ウソ!!!!

と思われる方、試してみましょう!!

①片脚立位のバランスの悪いスタッフ もしくは 患者様 を探してください
患者様で行う場合は十分安全な所で行ってくださいね

②悪い方の足のハム と ガストロ の筋力訓練を思いのまま行ってください
私は 背臥位で 股関節 膝関節屈曲からの 等尺性収縮 10秒 3セット 行います。

③簡単に慣らすために足ふみを少し

④再度、片脚立位を行ってみてください。

バランスが良くなっていませんか??

試してみてくださいね!!